ブルニア
つぶつぶ丸いお花と針状の短い葉も個性的で美しいのですが、なんと言ってもその色味が素晴らしい植物です。
白と艶のないシルバーの間のような色味です。ブルニアには他に白や赤茶っぽいものもあります。南アフリカ原産のワイルドフラワーの一種です。”ワイルドフラワー”とは、オーストラリアや南アフリカなどが原産の名前の通りワイルドで独特の雰囲気をもつ花の総称です。特にクリスマスシーズンに大活躍のブルニア。花屋の店頭でもよく見かけます。個性的な見た目なので、一輪入っているだけで印象的です。名前は知らなくとも、記憶に残っているという方も多いのではないでしょうか。
生花で買うと、長持ちするのでとても扱いやすいです。クリスマスシーズンでしたら針葉樹の切り枝や赤い実物などと一緒に花瓶に飾るとクリスマス前の数週間飾れます。さらにブルニアはドライフラワーになっても見た目がそこまで変わらず、色味も質感も美しいままです。生花の状態でスワッグやリースを作って徐々に乾かすやり方でもきれいににドライになりますよ。
こんな色のこんな丸いお花が他にあるでしょうか!?作り物のような質感もたまりません。クリスマスの装飾でよく使われるのもうなずけます。使うだけで、冬の空のような雪のような美しい印象が加わり、赤と緑のクリスマスカラーによく映えます。真っ白の中に入れても、質感の違いと少しシルバーがかった色味が奥行きを加えてくれます。リースやスワッグに是非入れてみて下さい。
クリスマス以外でしたら、同じワイルドフラワーのプロテアやリューカデンドロンなどと合います。情熱的なスワッグにもその独特のフォルムがよく映えます。
青系のお花と合わせるととても爽やかです。暑い時期にはエリンジウムやスプレーデルフィニウムと合わせるのはいかがでしょうか。
丸い形状のもの同士もおすすめ。ステルンクーゲルと共にリースに入れてみるのも面白いかもしれません。明るい色が好きな方は、黄色やオレンジと合わせるとブルニアが引き立ててくれます。